痛みやしびれを発しているところは筋肉です
MPS(筋筋膜性疼痛症)をご存知ですか?
筋肉がこわばると、筋肉のある部分を押すと痛いところや筋張って硬いところができます。
また、筋肉の一部を押すとその場所だけではなく、他の部分も痛くななったりしびれが広がるところができます。
このような場所をトリガーポイントと呼びます。
トリガーポイントできた状態が続くと、
筋肉を押さなくても、痛みやしびれてきます。
その状態をMPS(筋筋膜性疼痛症)といいます。
「坐骨神経痛」の痛みやしびれはMPSであり、
肩こりを伴う頭痛もMPSが原因であることが多いです。
つまり、痛みの発生しているところは、骨ではなく筋肉なのです。
整形外科の痛みの診断はレントゲンによる「画像診断」です。しかし、レントゲンは「骨」は写りますが「筋肉」は写りません。
そのため、病院では筋肉が痛みの原因とは説明しません。
筋肉が怪我をしているのではなく、こわばっているのです。
腰痛は怪我ではないので、整形外科の得意分野ではないのです。
最近では、ごく一部の医師が従来の痛み治療に疑問を感じ、
「新しい痛みの考え方」に基づいて治療されています。
また、テレビや書籍、健康雑誌にも「トリガーポイント」の特集として取り上げられています。
NHKの『ためしてガッテン』でも特集されてました。